Windows7のサポート終了
ついに本日、2020年1月14日(火)をもちまして、Windows7のサポートが終了することとなりました。
今後は、セキュリティ更新プログラムの提供を含むすべてのサービスが終了されます。
Windows7のサポートが終了したことを、皆様に周知していただくために「Windows7がサポート終了しました」という内容の通知がデスクトップの全画面に表示されるようです。
表示される通知画面で、「今後、このメッセージを表示しない」をクリックすると以降表示されなくなるようですが、Microsoft社では早急なWindows10への移行を推奨しています。
※この通知は、すべての環境で表示されるわけではないようです。
Microsoft社によるWindows7サポート終了、及び通知のお知らせページhttps://blogs.windows.com/japan/2020/01/14/0114_windows7eos/
窓の杜より全画面通知の表示
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1228893.html
皆様、着々とWindows10への移行を進めていることと思いますが、Microsoft社の統計によりますと法人においてもまだ753万台は稼働しているものと推測されます。(2020年1月現在)Windows7のサポートが終了すると、セキュリティ面で危険にさらされるだけではなく、お使いの様々なソフトが使用できない、またはソフトのメーカーでサポート対象外になりデータのバックアップを取ることも不可能になってしまいます。
個人でWindows7を使用していた方も、この連休を利用して移行しようと考える方も多かったようで、店舗に行ってみるとWindows10のパソコンが一時的に在庫切れということもあったようです。
「今まで何事もなく使えてきたからもうしばらく大丈夫だろう」、「ウイルスに感染したことなんてない」、「新しいソフトにしてしまったら仕事が進まなくなる」…と、痛いほどお気持ちは分かりますがなにかあってからでは遅いのです！
ウイルス感染はいつでもどこでもだれでも曝されている脅威です。「なにもないからこれからも対策しなくて良い」ではなく「対策していたからなにもなかったんだ」と考えて対策するようにしましょう。
また、新しいソフトにすると慣れなくて仕事が進まない…というお声もありますが、バックアップできなくなってしまったら元も子もありません。ソフトのバージョンをこまめに確認し、大切なデータを保管しておきましょう。
新しいものにすると、分からないことや不安になることが多いと思います。そんなときは、我々にご相談いただければいつでもサポートいたしますので会社を守るためにも、早めの対応をお願いいたします。
「Windows7で購入したパソコンを無料でWindows10へアップグレードできる！」
という文言を見かけますが、これは行わない方が良いでしょう。Windows7で購入したということはそれ相応の年月が経っている機械かと思います。そのパソコンをWindows10にしても、機械・部品の性能がWindows7のままですので十分な力を発揮することはできません。さらに、Windows7とWindows10ではかなり仕様が異なっています。それを、無理やり進化したバージョンに合わせようというのですから不具合が起きる可能性も高いです。
「無料」という言葉に惑わされず、最新の性能を持ったパソコンを購入するようにしましょう。