「どっち?」

日常

秋ですね。月見バーガーですか?光の速さで食べに行きましたよ。このところ摂取カロリーが気になりだしたお年頃なので今年は1回にしておこうかしら。と言いつつもLLセットで食べちゃいましたけど。
さて今回は「どっち?」という話題でいきましょう。
まあ年をとってくると判断力が鈍るとかどんくさくなるというかあまり重要ではないことはどんどん忘れるしいつもなんとかなってしまうようなことはいつまでたっても覚えようとしないというか覚えられないというか。
あまりエレベーターという文明の利器を使うことのない環境で生きているので本当にたまにしか使わないのですが、そのたまに文明の利器をいざ使うときに「どっち?」ってなるんですよ。そう、もう皆さんお気づきのとおりエレベータードアの開閉ボタンですね。三角形と棒が描かれているやつ。
文字で表現するのはなかなか難しいのですが、[<|>]と[>|<]のやつですね。落ち着いてよく見てみればわからなくもないんですが、このデザインの三角形部分の意味しているものというのはドアの動く方向なんですね。矢印に置き換えると[←|→]と[→|←]になるわけです。というか矢印でよくね?まあ矢印でもまだわかりにくいような気もしますがね。

追加で貼られた文字シールがとてもありがたい

現状このデザインが採用されているということは、おそらく[<|>]と[>|<]で問題ないよという方が圧倒的多数なのでしょう。慣れなんですかね。毎日のようにエレベーターを利用するような環境であれば感覚的に瞬時に判断できるようになるのかしら。たまにしかエレベーターを使わないことが原因なの?
もやもやを抱えながら私の脳ミソ内で一体何が起きているかをあえてカミングアウトしますとですね、このデザインで問題のないという圧倒的多数の方々には伝わらないかもしれませんが、ドアの作動方向を示す三角形部分が立体的に見えちゃうんですよ。三次元的に。3D。
[<|>]・・・ドアが中央部分でしっかりと閉じているのが強調されている感じ。
[>|<]・・・ドアが中央部分で解放され奥に向かって進めますという感じ。
脳が瞬時にこんな風に捉えちゃうんですね。で、実際の場面では経験上どちらが開閉ボタンか理解してはいるけどそこに脳が捉えた情報が入り混じって「どっち?」ってなるんですね。
「ひらく」「とじる(しまる)」という文字が併記されているボタンだと助かります。開くボタンが緑色になっていることもありますね。このデザインが普及する前は[開][閉]とボタンに書かれていたのですが、私的にはこっちの方がわかりやすい。まあ「開・閉」という漢字を知っていることが前提条件になってしまうので誰にでもわかりやすいように漢字を使用しないデザインにとってかわったのでしょうけど。私は小学生(低学年)の頃、地元のショッピングセンターのエレベーターで見た[開][閉]ボタンに興味を持って教科書で習う前にこれらの漢字を覚えた記憶があります。そういえばあのエレベーター、[開]の文字が緑色だったわ。なんかそういうルールみたいなのがあるんですかね。

優秀な開閉ボタン例:「文字併記」「色付き」「異なるボタン幅」

さてと、エレベーターの開閉ボタンの話しだけでお腹いっぱいだと思いますが、もう少しお付き合いを。
電源スイッチで「どっち?」ってなることありません?[○][-]こんな感じのやつ。私の場合、PCの電源ユニットで出くわしたりするんですが、電源ユニットのスイッチってあまり使用しないですよね、背面側だし。なのでたまに見たときに「どっち?」ってなるんですよね。

たまに見ると「どっち?」ってなっちゃうやつ

気持ち的には「○・×」で言えば[○]がオンだろ?とか「+・-」でいうとネガティブなイメージの[-]が
オフだろ?とか。「-(表記なし)」とかもあるし。「[○]はONの○だぜ?いやOFFも○だが。」という笑い話もあるようで。私の気持ちとしては[○]がオンであって欲しいのですよ。
残念ながら世の中はそうそう甘くないものでして、[○]=オフ・[-]=オンなんですね。[○]=0(ない)と[-]=1(ある)だそうで、国際的に決まっているんですね。[-]→[|]が正しいようで、スイッチの取り付け方によっては横倒しになっちゃうことがあるんですね。オン・オフ機能が一つになっているスイッチボタンにリンゴみたいなマークが描いてあったりしますが、あれは[○]と[|]を組み合わせたマークなんですって。

フルーツっぽくておいしそうな電源ボタン

これね、[○]があるから「どっち?」ってなると思うんですよ。[○]がないタイプは皆さんもたぶん普段よく見てるでしょうし、「どっち?」とはならないですよね、壁の照明スイッチ(今風のホタルスイッチじゃないやつ)とか。オン側に[|]だけでいいじゃん?

黒い線だけのシンプルなスイッチ画像がなかったので・・・(ホタル機能付き)

先の文中にホタルスイッチが登場したのですが、これは照明を消したときに暗くてもスイッチの場所がわかるようにスイッチのボタン部分に緑色のランプが点灯するんですね。緑色ではなくて赤色のランプが点灯するのはパイロットスイッチ。こちらは通電しているときに点灯します、換気扇のスイッチなどですね。ただランプの色が違うというだけではなくてそもそもの用途が違うんですね。これは「どっち?」とはなりにくいとは思うのですが、トイレなどで照明と換気扇のスイッチが並んでいる場合など「あれ?」となることはあるかと思います。

現在の状態: 照明(上段)・・・オフ / 換気扇(下段)・・・オン

緑色とか赤色といえばたぬきとかきつねとか・・・ではなくて信号機ですね。
そういえば海外では信号機は「赤・黄・緑」というのが一般的らしいのでワクワクしながら画像検索したんですが、う~んどう見ても青色の信号機が圧倒的多数じゃね?イラストだと思いっきり緑色に描かれていたりしますが、実在する信号機の写真だと青っぽい。確かに日本の信号でもメーカーやモデルによって色が異なり緑色っぽいのもありますが、国・地域関係なく青っぽいのが多い感じ。長年「赤・黄・青」と擦り込まれてきたからそう見えるのでしょうか。でも最近のLEDの信号機もやっぱり青色に近くないですか?あれは青色じゃなくて緑色なの?「どっち?」

新しいLED型(上段)は青色というか青緑色?新しいLED型(上段)は青色というか青緑色?
画像の古い電球型(下段)はきれいな青色ですが、同じ電球型でも青緑色っぽい信号機が多かった感じがします。
屋外で見た印象と違って、画像で見ると緑色の成分もしっかり入っているようですね。

まあ青色とか緑色とかはさておき、今回は緑色(グリーンシグナル)で話しを進めます。
緑色は進行可、赤色は進行不可ですね。これは世界共通ですしどう足掻いたってひっくり返らないですよ。でもね、世の中には電子錠というものがありましてね、これがまたやっかいなんですよ。電子錠は悪くないんですよ。だって「緑色=施錠されているので安全ですよ」「赤色=施錠されていないので危険ですよ」という具合ですから。わかります、わかるんですよ言いたいことは。でもね「緑色=施錠中=通れません」「赤色=解錠中=通れます」なんですよね。誰かがカギを閉め忘れているときにボタンを押すと「赤色」で、そこにキーをかざすと「緑色」になるんですね。この状態で「お、グリーンシグナルだわ、進もう」ってドア開けようとしちゃうので思いっきり施錠中のドアが「ガンッ」ってなるんですね。緑色が視界に入った瞬間に進もうとしてしまう。これはもう体が反射しちゃうんで避けられないんですよね。そして一人寂しくドアに向かって突っ込みを入れるんです「どっちやねん?」これなんとかならないんですかね。たとえば交通用信号機と別の色を使用するとか自動車の施錠解錠のように同色を点滅数で知らせるとか。
あれ?でも映画とかだとハッキングして解錠するとグリーンでOKみたいな感じじゃなかったっけ?演出?というか電子錠によって違うのかしら。

緑色:施錠中なので通れません vs 赤色:解錠中なので通れます

もっとよく探せば世の中にはまだまだたくさんの「どっち?」がありそうですが、とりあえず私の身の周りではではこんなところですかね。すぐに思い出せないだけかもしれないので、他にもあったらまた書いてみようと思います。
ああ、あれこれ書いてるうちにだんだんお腹が空いてきましたよ。期間限定販売が終了してしまう前にもう1回月見バーガーを食べに行く?行かない?「どっち?」・・・悩む。

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