観音丘陵遊歩道サイクリングロード

二本松市の魅力

暖かくて過ごしやすい日が続いていた5月が過ぎ去り6月がスタートします。じめじめした梅雨の季節にまっしぐらという感じでしょうか。一年中5月でよいのではないかという想いを巡らせ、めくってもめくっても5月のカレンダーとかタイムリープで何度も5月を繰り返すとか妄想するんですが、やっぱり6月はやってくるんですね。現実は残酷だわ。

さて今回は、最近私の娘から「なんかいい感じの道をみつけた」という耳よりな情報をいただきましたので、さっそく現地へ足を運んで皆さんにご紹介していこうという企画になっております。そう大層な話ではなく近所の道をブラつくだけなんですが。いや言うほど近所でもないか。

というわけで、さっそくスタート地点にやってまいりました。ここは「見晴台」というところで、ご覧のとおり東屋が建っております。東屋とは「4本の柱が」とか「四方に軒が」とか諸説あるようですが、柱が何本だろうが多角形だろうがこの類の建造物は東屋と呼んでもよいみたいです。この場所は二本松城(霞ヶ城)にほど近いというか、お城の一部?近くには駐車場もあるので、お車で来て散策されるのもよいでしょう。
リンク:見晴台(Googleマップ)

見晴台から西方を見ると、雄大な安達太良山などの山々が望めます。

こちらが今回のメインとなる「観音丘陵遊歩道サイクリングロード」です。先ほどの東屋の近くに案内板があります。歩行者専用の「遊歩道」(2811m)と自転車専用の「サイクリングロード」(2847m)が併走してるんですね。市制15周年記念事業とのことなので、1973年頃に建設されたということでしょうか。50年以上前からあったんですね。案内にはモータリゼーションにより衰えた体位を向上というようなことが書かれていますが、スタート地点をこんな高地に作らなくてもよいのではと正直思ってしまいました。今回私は自転車で走破する予定です。文明の利器「電動アシスト付き」ですよ。それでもここまで来るのにかなり体力が削られました。体位向上にはこれくらいの厳しさが必要なのかしら。まあ車で来て気軽にお散歩するとかはいいのかもしれませんね。

「観音丘陵遊歩道サイクリングロード」の案内板のとなりには、「新奥の細道」の案内板があります。「新奥?」ってなりましたが「新・奥の細道」ですね、たぶん。「若宮バス停」から「宮下バス停」まで7.6km。今回ご紹介する遊歩道の2.7倍の距離の案内がしれっと書いてありますよ。いやいやしんどいでしょこれ。ああでも、坂道を考慮してのんびり目に歩いても3時間くらいあれば歩ききっちゃうんですかね。登山とかされる方であれば余裕のよっちゃんでしょうか。このくらい普通に歩けるように「観音丘陵遊歩道サイクリングロード」で体位向上せねば。

出発前に東屋の周辺の様子をどうぞ。

「見晴台」は「霞ヶ城県立自然公園」内なんですね。

ゴールの「市民会館」まで2.8km。さて、そろそろ出発しましょうか。

東屋から少し下ったところに遊歩道(左側)とサイクリングロード(右側)の入口があります。案内板だとそれぞれ「歩行者専用」と「自転車専用」になっていましたが、この標識だと「どちらでもOK」みないな感じに見えちゃいますね。遊歩道の砂利道はなんか歩きにくそう。

入口を入ってすぐの道案内板、もう100m進んだんですね。それにしても2.8kmの道案内版や新奥の細道の案内板にもいましたが、なんかちょっとイラッときちゃうような表情のあのキャラクターはなんなのか。調べてみましたが、どうやら「東北自然歩道」のキャラクターらしいということだけで詳細は不明でした。名前などのプロフィールもわかりません。よく見てみると頭が「津軽半島」と「下北半島」、ほっぺが「男鹿半島」、左腕が「牡鹿半島」、足が「福島県南部地方」の形になってるような気がしないでもない。

キロポスト的なものを発見。「文化センター」?「市民会館」じゃなかったのか。そういえば、今どきの若者はデータ通信量を「ギガ」と言ったりしますが、何年か前にそれを初めて聞いたときに単位である「バイト」の方を省略したらダメじゃね?って思ったんですね。でも、昔から距離とか重量とか普通に単位の方を省略して「キロ」って言いますしね。長さは「センチ」とか「ミリ」だし。接頭語だけで「〇キロ増やして」とか「〇ミリ下げて」とか。「ギガ足りねえ」とはニュアンスが異なるのかもしれませんが、まあ許容範囲なのかなと自身の考えを改めたことがありました。類似の例で「携帯電話」を世間が「携帯」と呼び始めたときも私の頭の中で「???」ってなったことを思い出しました。まあとりあえず伝わりゃいいんですね。それはそうと、メートル単位でも「キロポスト」でよいのかしら・・・きっと伝わりますよね。

まあそりゃそうだ。しかし、こういうの見るたびに思うんですが、「尿」はどうなんでしょうか。後始末の必要はないんでしょうか。

どんどん茂みの奥へ。

後ろを振り向くとこんな感じ。

左側の遊歩道は上り坂、歩行者に厳しい仕様となっております。

200mキロポスト。反対側はこんな感じ。やっぱり「文化センター」って書いてある。それと「自転車専用」の標識。

安全安心のカーブミラー。

少し開けたところで安達太良山が見えました。

木々の間に見えるのは若宮地区でしょうか。

進行方向左側の遊歩道、振り向いて確認すると・・・階段!歩行者に厳しい仕様となっております。でもサイクリングロードより高い場所を通っているので、もしかしたら眺めはよいのかもしれない。

400mキロポスト。奥に一つ目の橋が見えます。

橋の手前で振り向くと、遊歩道とサイクリングロードがクロスします。横断歩道の標識はありますが、道路上に表示はありません。ここで遊歩道は進行方向右側になります。

一つ目の橋です。橋はスペースが限られますので、遊歩道とサイクリングロードはぴったりくっついて併走します。白い破線のある方がサイクリングロードですね。

橋名板には「松坂御門橋」と書いてあります。荘厳というか厳ついというか立派な名前の橋なんですね。この橋は「新丁坂」の上を通ります。

橋上北側の眺め。右側に見える二本松城の城壁(三ノ丸?)に注目して写真を撮ったんですが、後でよく見てみると左端の山の上に本丸の城壁部分が見切れながらもギリ写り込んでましたね。

橋上南側の眺め。若宮地区、その奥に金色地区、右寄りに消防署でしょうか。

橋の先で遊歩道が・・・歩行者に厳しい仕様となっております。というか、ここまでですでに数人の歩行者の方がおられましたが、遊歩道を歩いている方は皆無、皆さんサイクリングロードを闊歩しておりました。自転車とぶつかったらたいへんなことになるとは思いますが、まあわからないでもないですね、だってこの仕様だもん。

600mキロポスト。

いままでにない案内表示が。文化センター2.10km、市民会館どこいった。右の階段を上ると「成田園地」なんですね、トイレしか見えませんが。自転車なんでスルー。

まあそりゃそうだ(再)。こんなところで火を使うヤツの気がしれん。たばこのくだりが削除されているのはご時世でしょうか、屋外とはいえ公共の場での喫煙などあろうはずがない的な圧力がひしひしと伝わってきます。

木々の狭間に二本松城。

ベンチの向こうになにかあります。

箕輪門の案内でした。

「中山義秀文学碑」です。中山義秀氏は県南に生まれ、後に二本松に越してこられた芥川賞作家だそうで、二本松を舞台にした作品もあるんですって。よくわかりませんが。

進行方向右側の遊歩道が横断歩道でサイクリングロードとクロスして左側へ。

振り向くとカオスな標識が。横断歩道なんだか歩行者専用なんだか自転車専用なんだかごっちゃごちゃになってます。

先ほどの「中山義秀文学碑」への案内板。

これはなんだろう。野花立と線香皿・・・お墓?撮らない方がよかったかしら。火を使っても大丈夫なんでしょうか。

遊歩道とサイクリングロードがピタッとくっついて進んでいきますと、一般の道路との交差点があります。ここは車も通りますので注意が必要ですね。「止まれ」の標識のしたには「降車」の文字が。自転車から降りろということでしょうか。これは指示に従った方が安全そうですね。「止まれ」を守らない方は、もれなくチェーンに引っかかって吹っ飛ぶ仕掛けとなっております。もちろんこの交差点からも出入りが可能なので、 「中山義秀文学碑」が目的の方はこちらを利用するのがよいでしょう。この一般道は久保丁坂につながっています。奥に「福島県男女共生センター」が見えます。

交差点を渡り終えました。チェーンを避けて進みましょう。てか、反対から来たら「止まれ」がないの?チェーントラップ発動しちゃいますね。注意してゆっくり走りましょう。進行方向左側の遊歩道は、若干下って階段で再度併走するという過酷な仕様。体位向上!奥の方にはつぎの橋が見えます。

橋上北側の眺め。左側に二本松城を一望でき、中央に「にほんまつ城報館」、右側に「二本松北小」や「福島県男女共生センター」が見えます。

橋上南側の眺め。久保丁坂の長い長い下り坂。「枡病院」や「市立図書館」を過ぎると県道129号線にぶつかります。和菓子屋さんが何店舗かある辺りですね。

橋名板には「久保丁橋」と書いてあります。二つ目の橋ですね。まあ「久保丁坂」を渡る橋なのでそのまんまな感じ?1000mキロポストもあります。3分の1ほど来たんですね。

橋を過ぎると横断歩道でクロスして遊歩道は進行方向右側に、なんだかさらに険しさが増している感じがします。歩行者頑張れ!

1200mキロポスト。

遊歩道が分岐してサイクリングロードと横断歩道でクロスします。遊歩道本線は少し高い位置にあるのが見えますね。なぜ分岐するのかというと・・・

出入口があるからなんですね。なにやら看板のようなものが・・・

スタート地点にあったヤツですね。現在地をみるとほぼ中間地点。それはそうと何故「観音丘陵」?調べてみたところ、遠くから見た丘の形が「仰向けになった観音様」に見えるからだそうです。この丘陵地帯は二本松城の天然の要害となっていたらしいですね。敵からしたら攻め込むのにめちゃくちゃ邪魔ですもんね。

すぐ側にはこんなものも、どうやら昔の地名らしいです。

ここには小さいですが駐車場もあるので、中間地点周辺を散策したいかたはこちらが便利かも。道路の先は切り通し坂につながっています。
リンク:二ノ丁蔵場(Googleマップ)

こんな案内表示も。やはりほぼ中間地点ですね。

少し進んだところで、進行方向右側の遊歩道が横断歩道でサイクリングロードとクロスして左側へ。

やっぱりカオス。「自転車専用」は奥にある自転車の標識に付けた方がよいのでは?1400mキロポストもありますね。

ヒャッホー!電動アシストMAXでぶっ飛ばすぜぃ!でも当サイクリングロードには歩行者様が歩いているのでスピード控えめでご安全に。ちなみに写真を撮るときはいちいち自転車を止めてウエストポーチからスマホを引っ張り出して撮ってます。片手運転なんかしたら秒ですっ転ぶ自信がありますので。

少し視界が開け北東側には「安達高校」とその向こうに「二本松一中」が見えます。

南東側には・・・どこだろう、本町地区?遠くの方に「ホテルルートイン二本松」が見えます。

こんなところに消火栓。どこかに丘の上までの配管が埋めてあるんですね。てか、ここ消防車入れんの?ホースだけ担いでくるとかじゃないですよね。奥の方に携帯電話基地局の鉄塔があるから、どこからか車両が入ってこれるんですね、きっと。

消火栓の反対、南側には「二本松福祉センター」が木々の間に見えます。

1600mキロポスト。鉄塔との位置関係がわかるようにと頑張ったが、どっちも見切れてるという・・・。

遊歩道とサイクリングロードがくっついて橋を渡ります。三つ目の橋ですね。

っと、橋の手前南側に謎の下り坂があります。この橋は「切り通し坂」を渡るので、切り通し坂につながっているんでしょうか。自転車なので今回はスルー。

橋上北側からの眺め。右側に「安達高校」とその向こうに「二本松一中」が見えます。先ほどよりやや正面寄りにとらえています。

橋上南側の眺め。木々で近くの様子はわかりませんが、遠くの方に茶園地区が見えます。この橋には橋名板が見当たらなかったです。

橋を渡ってすぐ北側に「蔵場山緑地」。トイレ目立ち過ぎ。奥に東屋が見えます。

振り返って南側にはまたしても謎の下り坂。こちらは舗装してあります。車両が通れるのかしら。

1800mキロポスト。写り込んでいるのは先ほどの東屋か。

少し進むと、またまた謎の下り坂。ここは車両が通れそうですね。奥に橋が見えます。

橋の手前の案内表示。

橋名板には「祭橋」と書かれています。四つ目の橋です。この橋は「竹田坂」(北側)と「亀谷坂」(南側)を渡ります。たぶんこの認識でよいんだと思います、頂上付近に二つの坂の境界があるんだと。でも、もしかしたら境界とかなくて一本の坂道に二つの名前が付いてるだけかもしれません。この坂道は「二本松提灯祭り」の見どころスポットの一つなんだそうです。太鼓台が上ったり下ったり祭りの見せ場らしいです。それで「祭橋」なんですかね。

橋上北側の眺め。竹田地区に延びる直線的な坂道。

橋上南側の眺め。亀谷地区に延びる直線的な坂道。

橋を渡り終えると遊歩道は緩めの上り坂。

2000mキロポスト。

五つ目の橋が見えてきました。

橋のフェンスに何らかの工作物が。いつ誰が何の目的で設置したのでしょうか。

橋上北側の眺め。竹田坂から分岐している細い坂道なので、とくに名称はないみたいです。

橋上南側の眺め。「二本松南小」の校庭が見えます。その向こうには「ダイユーエイト二本松店」(メガステージ二本松)、左側には「ホテルルートイン二本松」、右奥に見えるのは「テクノメタル」でしょうか。この橋にも橋名板が見当たりませんでした。

橋を渡り終えたところで、北側に謎の細い上り坂。いったいどこへ続く道なのでしょうか。

2200mキロポスト。遠くに人影が。当然のことながらサイクリングロードを歩いております。

唐突に現れた「右つづら折りあり」の標識。要するにクネクネ注意ってことですね。というか、いままで9割方クネクネだったんですが、なぜにいまさら?はいはいちゃんと仕事してますよ~的なやつかしら。

2400mキロポスト。ゴール地点まであと一息。右側に「二本松南小」が見えます。

ちょっ、終盤に攻めてきますねぇ。「左方屈曲あり」の標識、なぜここだけに。それにしても大型車両とか絶対通らない道なのに、標識って曲がるもんなんですね、不思議。

現在は二本松南小の北側を抜けてぐるっと東側に回り込んでいるので南進している状態です。右側(西方)を向くと南小校舎群の向こうに安達太良山が望めます。丘の上に携帯電話基地局の鉄塔がいくつか見えます。先ほどあの辺りを通ってきたんですね。

このコース唯一の橋の下をくぐるポイントです。狭いので橋を渡るときと同様に遊歩道とサイクリングロードがくっついた状態でくぐり抜けます。正面に橋上の道とつながっている細い道がありますね。自転車でチャレンジしてみたんですが、あと1mほどで登りきるというところで踏ん張りがきかなくなり、ブレーキをかけてしまいました。タイヤがロックしたままズリズリと後退するほど実際は急な坂道でした。怖かった~。上の道はどこに行くのだろう・・・ゆっくりと左側にパンしてみます。

う~ん、よくわかりません。方向的にさっきの細い上り坂の道とつながっているのかしら。

2600mキロポスト。いよいよクライマックスですね。

右側に見えてきましたよ、「文化センター」。いや、「市民会館」。どっちなんだろう。

ゴーーーーール!

こっち側にも「どちらでもOK」みないな標識。ダメだこりゃ。

ここには広い駐車場があるので、こちらをスタート地点するのもよいかもしれません。当然ながら往復しないと戻ってこれないので、見晴台まで行くと5.6kmほど歩くことになっちゃいますね。今回私は自転車なので片道だけでスイスイーっと帰途に就くのであります。
リンク:二本松市民会館(Googleマップ)

ゴール地点からさらに東へと進みます。

振り返るとモロ逆光で見づらいですが、建物には「二本松市民会館」の文字が。ということは左奥の建物が「文化センター」ですかね。

道路を挟んで向かい側には「二本松実業高校」。

ここにもありましたね、案内板。南向きに設置されているのでだいぶ退色しちゃってまして見づらいことこの上ない感じです。ん?ちょっと待って、遊歩道の長さが1m増えてません?こちら側から歩くと距離が伸びるんですかね、ホラーです。

「遊歩道入口」の案内もありました。写っているバス停名は「文化センター」。やはりここは文化センターなんですね。いま調べてみたら「二本松市民会館」と「二本松文化センター」と「二本松中央公民館」が同じ住所に。おいおい名称が増えとるやないかーい!それはさておき、この写真の見どころは、電柱の電線と電話線の隙間を縫って道路上に伸びる街灯ですね。海外の画像で配線がぐっちゃぐちゃな電柱とか見たことがありますが、日本でも結構ギリギリなことするんですね。この部分を撮りたくてこのようなアングルになりました。さて、帰ろう!

いかがでしたでしょうか、ネイティブ二本松の方からすると「遊歩道とか100年前から知ってるわ」というくらい誰でもあたりまえに知っていて何度も行ったことのあるような場所なのかもしれませんが、二本松ビギナーの私にとって今回のサイクリングロード走破はたいへん貴重な体験でした。いつも邪魔だなあくらいにしか思っていなかった丘陵地帯にとても立派な遊歩道やサイクリングロードが整備されていたなんて。で、最後のおまけ的な写真は二本松一中付近からみた「観音丘陵遊歩道サイクリングロード」です。写真中央付近に切り通し坂上に掛かる橋部分が小さく見えます。結構高さがありますよね。私は高いところが苦手なんで橋上で写真を撮るときは怖くて怖くて膝がガクガクして体中から変な汗が噴き出してくるような状態でした。さあ、これを読んだ皆さんも、ぜひあの場所へ行って素晴らしい体験をしてみてください!えぇ、もう行ったことあるの?それなら何度でも通って体位向上しちゃってください!!

さて、帰ったら電動アシストのバッテリーを充電しよ~っと。(←体位向上?)

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