12:00AM

日常

このところぐずついた天気がつづいていますね。まあ梅雨の時期ですし、冬に雪が少なかった分の帳尻合わせでちょうどいいのかなとも思いますが、こう長く雨や曇りの日が続くと日照不足が心配な感じもします。洗濯物は100%部屋干しで、屋外活動など皆無の私にとって外の様子はあまり関心の向かないところではありますが、炊事をする身としては野菜の価格が高騰しないでほしいと心の片隅で願うのはままあることだったりもするのです。雨の日に買い物に行くのも億劫ですしね。

さて、このブログをアップする際のことなんですが、以前初めて予約投稿をしようとしたときに時刻の設定がうまくできなかったんですね。日付の変わる夜中の0時に設定しようと「0:00」と入力してから「AM」のボタンを押すと時刻が入力前の値に戻ってしまうんです。幾度かトライしているうちにもしかしたらと思い「12:00」と入力してみたら設定できました。「12:00AM」・・・PMならまだしもAMで12時とかちょっと気持ち悪い感じもしますが、アナログ時計の文字盤の例からするとこれはこれでありなのかなと自分を納得させました。一度覚えてしまえば次回から困ることもなさそうですし。実際は2回目の予約投稿設定のときにはすっかり忘れていて再度あたふたしたのですが・・・。

そんなこんなで過ごしていたある日、なんだか急に件の事柄が頭をよぎり気持ち悪い感覚に襲われてしまったので調べてみると、英語圏では0時は使わなくて12時を使うんですね、前述のアナログ時計の文字盤の通りに。日本人の私の感覚だと日付が変わる夜中は0時で昼は12時という感じかな、なんとなくですが。でもテレビのお昼のニュースとかは「0:XX」と表示されていたような記憶があるのですが最近テレビを見ていないので記憶違いかもしれません。どうもすっきりしないので日本の午前・午後について調べてみると、明治5年11月9日の「太政官達第337号」に真夜中の子刻は「午前0時」「午後12時」でお昼の午刻(正午)は「午前12時」と書かれているのだそうです。「午後0時」という表記はなし。正午を過ぎても午後1時になるまでは午前なんですかね、むぅ。

ここまでのところを整理してみると
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「12:00AM」=「午前0時」=「午後12時」
「12:00PM」=「午前12時」
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となるわけで、AM・PMは午前・午後にすんなりと置き換えできないことがわかりました。そのような中において正午を過ぎたら午後という雰囲気を演出するためにテレビの時計はお昼に0時、つまりは太政官達には表記のない「午後0時」として表示していたのかもしれませんね。そうすることによって英語圏の方々、ひいては世界の方々との午前・午後の歩調を合わせようと・・・私の勝手な憶測ですが。でもそのままの感覚で0:00PMとか言っちゃうと笑われるらしいですよ、英語圏の方々に。

で、なんとなくもやもやがとれかかってきた矢先に事件が起こるんですよ。最近のCMSのアップデートで「AM」「PM」ボタンが「午前」「午後」ボタンになっちゃったからさあたいへん。まあたいへんなのは私だけのようですが、やっとこさ覚えた夜中の「12:00AM」を設定しようとすると「12:00午前」。日本だとお昼になっちゃいますよ、これ。一度覚えれば、一度覚えてしまえば次回からは・・・やっぱり気持ち悪いです。

<この記事を書いてからお昼時のテレビ番組(地上波のみ)を見てきたのですが、時刻表示をしている番組は「0:XX」の表示でした。>

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