WindowsUpdate
「お客様が使用されているコンピュータの状態を診断して Windows を自動的に更新し、システムを最新の状態に保つためのオンラインサポート機能です。 Windows Update を実行すると、製品の発売以降に見つかった問題の修正や、新しく追加された機能を自動的にダウンロードして更新します。 こまめに Windows Update を行うことで、Windows を最新の状態に保ち、ウイルスが忍び込むセキュリティホールをなくしたり、悪質な攻撃に負けない頑丈な環境を構築するなど、セキュリティを強化することができます。」
Microsoft社(https://support.microsoft.com/ja-jp/help/884099)より
マイクロソフト社では、アメリカ時間で毎月第2水曜日に上記のように更新プログラムを配布しています。
Windowsをより使いやすくするために更新してくれているのですが、そのせいで不具合が起こることもしばしば…
- 更新したらインターネットにつながらなくなってしまった…
- 以前から使っていた機能が変わってる!
- パソコンの起動も遅いし、動きも遅くて仕事が進まない…
- スキャンができない!
- 社内の共有フォルダにアクセスできない!
…などの症状で悩まされた方も多いのではないでしょうか?
「更新があるために仕事ができなくなってしまった」という経験がある方は、自動更新を停止して手動にしていたりそのまま古い機能を維持してパソコンを使ったりして対応していることも多いはずです。
しかし、長い間更新をためてしまったために起こる不具合もあるのです。毎月の更新はセキュリティ面の強化であったり、ちょっとした機能の追加であったりで確かにしばらくは放っておいても大丈夫かな~というものが多いです。ただ、Windowsのバージョンアップのような大型の更新が入っていたことに気づかず古いままのバージョンでパソコンを使用したために不具合が起きることも…!
昨年は、Windowsのバージョンが1809から1903へアップという大きな更新がありました。このバージョンアップではなぜか「自動」でバージョンアップされているお客様もいれば、「手動」でなければアップデートされないお客様もいてMicrosoft社に悩まされました。
なぜ自動で更新されているパソコンと、手動でなければ更新されていないパソコンがあるのか原因は不明ですが、同じ社内のパソコンでさえ状態が異なるということがありました。手動でなければアップデートされない、という場合は現在でもバージョンが1809のままの方もいらっしゃるはずです。
これから紹介させていただくWindowsのバージョンの確認手順、アップデート手順をご覧いただき、お使いのパソコンを最新の状態にしていただくと不具合が解消するかもしれません。
Windowsのバージョン確認・アップデート
①デスクトップ画面の一番下[タスクバー]の左端にあるWindowsマーク[スタートボタン]をクリックします。
②上に展開するメニューから歯車マーク[設定]をクリックします。
③「Windowsの設定」ページが開くので、「システム」の項目をクリックします。
④開いた画面の左側のメニューから「バージョン情報」をクリックします。
⑤左側メニューの「バージョン情報」をクリックすると、右側の表示が変わるので「Windowsの仕様」という欄を見つけてください。そこに現在使用しているパソコンのバージョンがいくつか表示されています。最新のバージョンは1909(2020年3月現在)で、1809以下のバージョンはサポートが終了しています。
⑥現在のバージョンを確認したら、もう一度Windowsの設定画面へ戻ります。そこで、「更新とセキュリティ」をクリックしてください。
⑦「WindowsUpdate」の画面が開くので、「更新プログラムのチェック」をクリックします。すると、更新があるプログラムを読み込んでインストールしてくれますので、お使いのパソコンを最新の状態へアップデートすることができます。
「更新プログラムのチェック」をクリックすると、更新プログラムがダウンロードされる場合があります。大型アップデートでも手動でしかアップデートされないということがありますので、一週間に一回など上記の手順でWindowsのアップデートを確認すると良いかもしれません。